任天堂、3DSのバグ発見者に対し報奨金を支払うプログラムを開始

2016年12月21日 16:46

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 任天堂がバグ報告に対する報奨金支払いプラットフォームHackerOneを使い、ニンテンドー3DS本体や3DS向けゲームソフト、関連ハードウェアに関する脆弱性報告に対して報奨金を支払うという(HackerOneのブログTechCrunch)。

 「ゲームの吸い出し」や違法コピーされたゲームの実行、チート、子供に対して不適切なコンテンツの提供などを防ぐことを目的としているという。具体的な脆弱性の例としてはユーザーランドにおける特権昇格やカーネルの奪取などが挙げられている。また、ハードウェアの模倣品/コピー品を低コストで作る方法などについても対象のようだ。ただし、発見した脆弱性を任天堂以外に公表することはできないという縛りがある。支払われる報奨金は100~2万ドル。

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