NY原油:大幅反落で51.04ドル、ドル高加速と減産への懐疑的な見方強まり

2016年12月15日 07:02

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:大幅反落で51.04ドル、ドル高加速と減産への懐疑的な見方強まり
NY原油は大幅反落(NYMEX原油1月限終値:51.04↓1.94)。高値は0時55分の52.78ドル、安値は4時29分の50.96ドル。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、想定通りの0.25%利上げ実施を発表した。同時に17年末時点の金利見通しを1.1%から1.4%に引き上げたことからドル買いが加速。割高感が意識されて原油は売り優勢の展開となった。


また、石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報で、11月の生産量が10月を上回っていたことから、減産が計画通りに進むかどうか懐疑的な見方が強まったことも影響した。


日足チャートでは、マドを伴う急騰後、長い上影(上ひげ)を残している。時間外取引では50.78ドルまで下落しており、心理的な50ドル台を意識した格好に。《MT》

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