「デンマーク・デザイン」展、長崎県美術館で

2016年12月12日 19:23

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記事提供元:ファッションプレス

 「デンマーク・デザイン」展が2016年12月23日(金・祝)から2017年2月12日(日)まで、長崎県美術館で開催される。その後、2017年4月28日(金)から6月25日(日)まで横須賀美術館に、2017年9月9日(土)から11月12日(日)まで静岡市美術館に巡回予定だ。

■デザイン大国 デンマーク

 アンデルセンの童話やレゴブロックなどでお馴染みの国・デンマークは、北欧の中でもとりわけ歴史に名を残すデザイナーを数多く生んできたデザイン大国だ。シンプルな美しさ、生活に寄り添う機能性、そして技術力に支えられた高いクオリティがデザインの特徴と言える。

■デンマークに特化した、日本初の本格的なデザイン展

 本展覧会は日本で初めての、デンマークに特化した本格的なデザイン展。デンマーク・デザイン博物館の学術協力のもと、家具・食器・日用品・ポスターなどの作品を一堂に展示する。

■ロイヤル・コペンハーゲンの食器

 デンマーク・デザインの原点であり、日本でもよく知られる「ロイヤル・コペンハーゲン」。熟練したペインターによって、白い磁器の上にハンドペイントされる美しいブルーの柄“ブルーフルーテッド”は、世界中で知られている。会場では、そんな食器シリーズをはじめとする陶磁器を展示。美しい冬景色の描かれたお皿やカップ&ソーサーなどが披露される。

■黄金期のデザイナー達が手がけた家具

 黄金期であるミッド・センチュリーのデザイナー達による家具も勢揃いする。例えば、ハンス・ウェグナーにるピーコックチェアやアルネ・ヤコブセンが手がけたエッグチェア、ヴェアナ・パントンのパントンチェアのほか、ポウル・ケアホルムのペンダントランプなどが登場。実際に家具に触れて楽しむことのできるコーナーも併設される。

柔らかで温かみのある形、そして人間工学や量産性にかなうデザインが特徴となっており、デンマーク独自の「オーガニック・モダニズム」を一望できる。

■伝統を受け継ぐ、現代作品も

 デンマーク・デザインの特質と伝統を受け継ぐ、現代作品も紹介。ディサインボーレーエズやフィン・ニュゴーによる色鮮やかなポスターの数々が会場を彩る。

【詳細】デンマーク・デザイン開催期間:2016年12月23日(金・祝)〜2017年2月12日(日)会場:長崎県美術館 企画展示室時間:10:00〜20:00(最終入場 19:30)※2017年1月2日(月)、3日(火)は18:00まで(最終入場 17:30)休館日:12月26日(月)、12月29日(木)〜1月1日(元日)、1月10日(火)、1月23日(月)観覧料:一般 1,200(1,000)円、大学生・70 歳以上 900(700)円、高校生 700(500)円、中学生以下無料※( )内は前売りおよび15名以上の団体割引料金。※前売券販売期間:2016年10月22日(土)〜12月22日(木)【巡回情報】横須賀美術館:2017年4月28日(金)〜6月25日(日)静岡市美術館:2017年9月9日(土)〜11月12日(日)

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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