NAVERまとめ、被引用者へのインセンティブやコンテンツ監視強化

2016年12月7日 08:30

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 LINEが、同社の運営する「まとめ記事」作成サービス「NAVERまとめ」にて、まとめ作成者に評価を与える機能や引用元権利者保護および利益還元機能などを提供することを発表した(ITmedia)。

 NAVERまとめはネット上のコンテンツを「引用」したまとめ記事を投稿できるサービス。しかし、一つの記事からの引用のみで成り立っている記事や、引用元の意図とは異なる形で引用を行った記事の投稿などが問題視されていた。

 今回LINEが発表したのは、過去の投稿実績から投稿者をランク付けし、高いランクの投稿者の記事をより上位に表示する仕組み。また、サイト所有者がサイトのURLをAVERまとめに登録し、コンテンツの利用可能範囲を設定する機能や、コンテンツがNAVERまとめ内で使われた際にインセンティブを還元する仕組みも導入される。

 ここ最近の「キュレーションサイト」炎上事件がきっかけのようだが、NAVERまとめでは現時点でもガイドラインによる投稿監視を行っているとし、他社メディアのような記事削除は行わない方針だという。

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