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10代の多くは偽のニュースやSNSへの投稿を見分けられない
10代の多くは「偽のニュース」や「SNSへの虚偽の投稿」を本物と見分けられないという(ウォール・ストリート・ジャーナル、スタンフォード大学のニュース記事、研究レポートPDF)。
スタンフォード大学の研究者らが中学生以上の生徒・学生を対象に行ったニュースリテラシに関する調査によると、たとえば中学生の多くは「広告記事」とそれ以外の一般ニュース記事の区別ができなかったそうで、その80%以上が「スポンサー付きコンテンツ」との表示が付いているいわゆる「ネイティブ広告」と一般ニュース記事を見分けられなかったそうだ。
また、SNSではその運営側が著名人に対し本人であることを確認した場合に「本人確認済み」のような表示が行われるが、30%以上の高校生がこのような表示が行われた本人のアカウントとそれ以外の偽アカウントとを見分けられなかったという。
研究レポートでは対象とした生徒・学生の回答も掲載されており、たとえばネイティブ広告については「商品を売ろうとする文言がないから広告ではない」と認識したり、「スポンサー付きコンテンツと表示されているが広告ではない」と回答する例もあって興味深い。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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