「困っている方に光あてる」年金で自民・茂木政調会長

2016年11月28日 09:08

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記事提供元:エコノミックニュース

 自民党の茂木敏充政調会長は年金制度改革法案に関連して、27日のNHK番組で「年金はすぐには下がらない。平成31年からは低年金者には(福祉的給付で)支給額を年6万円上げる。33年以降も、賃金が上がれば年金も上がる。賃金が仮に下がれば(年金も)下がるが、極めて(そのケースは)少ない」と語った。

 また「仮にそういったことがあった場合でも、今、年金を受給しておられる方と将来、年金を受け取る方の負担と給付のバランスをとっていきたい」と各年代がそれぞれに年金制度を安定した制度にしていくために、相応の痛み分けをしていく必要があるとの認識を示した。

 茂木政調会長は「年金について、本当に困っている方への対応」が必要とし、具体例に「年金受給資格を25年から10年に短縮した。これで64万人が新たに年金受給できるようになった。国民年金加入の女性の方には産前産後の4か月は国民年金保険料を免除するなど決めた。やっぱり、困っている方に光をあてて、みんなが安心できる社会をつくっていきたい。これが年金制度改革の基本」と語った。(編集担当:森高龍二)

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