ローブス&コンフェクションズ、2017年春夏コレクション発表

2016年11月23日 11:29

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記事提供元:ファッションプレス

 ローブス&コンフェクションズ(robes&confections)は、2017年春夏ウィメンズコレクションを発表した。キーワードは「ユーティリティ+フォークフロア」。

 新シーズンを迎えてくれたのは、中米の民族衣装から着想を得たオリジナルパターン。エクアドルで見られる模様・オルテガをジャカード、プリント、刺繍と様々な方法で描き、服地にのせている。エクアドルから輸入した生地で仕立てたエスニックブラウスなど、土着の文化を香らせるものもあるが、ほとんどの装いは白と黒の2択。色彩を省くことで、主張の強い模様をクリーンな印象へと近づけている。

 シルエットはリラクシング。たっぷりと身幅をとったガウンコート、ゆるりとしたバギーパンツ、アシンメトリーなドレス。分量感あふれるウェアには、スポーツパーツを組み合わせた。ドローコードとリフレクターは大活躍で、ぎゅっとギャザーを寄せたり、光沢感をプラスしたりして、優しい世界にをそっと刺激を添える。

 多くの地域からヒントを得て、シーズン毎に異なる形でカルチャーを表現しているローブス&コンフェクションズであるが、デザイナー土屋の面白さはアプローチ法にある。洋服の仕立てに真摯に向き合ってきた彼らしく、スタートは決まってテーラリング。エスニックな要素も、クラシックな洋服作りが原点にあることで上品さを纏い、モダンに進化しているように映る。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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