NY原油:3日ぶりの反発で45.69ドル、イラク石油相の楽観的な見通しが伝わり

2016年11月19日 08:22

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記事提供元:フィスコ


*08:22JST NY原油:3日ぶりの反発で45.69ドル、イラク石油相の楽観的な見通しが伝わり
NY原油は3日ぶりに反発(NYMEX原油12月限終値:45.69↑0.27)。高値は4時26分の45.77ドル、安値は0時59分の44.81ドル。一部で、イラクのルアイビ石油相が「次回の総会の結果にはとても楽観的」と伝わったことでしっかりとした推移となった。ただ、ドル指数が101.48まで上昇するなど、ドルが主要通貨に対して強い動きを示したことで上値は重くなった。


また、石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した米原油生産向けの掘削設備(リグ)稼働数が3週連続で増加したことも重しとなった。


日足チャートでは、200日移動平均線(43.8ドル水準)からの反発で、100日移動平均線(46.0ドル水準)まで値を戻している。月末のOPEC総会に向けては、産油国関係者のコメントなどに振らされやすい状況が続くとの見方。《MT》

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