NY原油:3日続落で43.32ドル、ドル高が重しもOPEC総会への期待感が下支えに

2016年11月15日 06:43

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記事提供元:フィスコ


*06:43JST NY原油:3日続落で43.32ドル、ドル高が重しもOPEC総会への期待感が下支えに
NY原油は3日続落(NYMEX原油12月限終値:43.32↓0.09)。高値は3時54分の43.72ドル、安値は1時45分の42.20ドル。イランが増産に動いているとのニュースが伝わったことや、為替市場でドル買いが進んでいることなどから売りに押された。


ただ、月末に開催される石油輸出国機構(OPEC)の総会が当初の25-26日から21-22日に前倒しとなると伝わったほか、ファリハ・サウジアラビア エネルギー相が減産合意に関して「実現する必要がある」とコメントしたことなどが材料視されて、引けにかけては切り返す場面も見られた。


日足チャートでは、200日移動平均線(43.5ドル水準)まで下落している。米大統領選挙を通過したことから、市場の関心は月末のOPEC総会に向かう。《MT》

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