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Apple、タッチパネル付きディスプレイ搭載のMacBook Proを発表
insiderman曰く、 Appleが28日、かねてから噂されていたMacBook Pro新モデルを発表した。従来ファンクションキーやエスケープキーが備えられていた部分にマルチタッチ対応ディスプレイ「Touch Bar」を備えているのが大きな特徴となる(日経ITpro、Engadget Japanese)。また、Touch Barを搭載しないモデルも用意される。
発表されたのは13インチ(解像度2,560×1,600ドット)および15インチ(解像度2,880×1,800ドット)モデルで、色はシルバーとスペースグレイの2色が用意されている。Touch Barは高解像度のRetinaディスプレイとなっており、また右端には電源ボタンも兼ねる指紋認証デバイス(Touch ID)が搭載されている。
Touch Barは使用しているアプリケーションによって表示が切り替わるほか、自分でカスタマイズも可能。たとえば動画編集ソフト「FinalCut Pro」では再生位置をTouch Barで操作できるという。また、Microsoft OfficeやAdobe PhotoshopなどのサードパーティアプリケーションもTouch Barに対応するとのこと。Touch Barを使ったアプリケーションを開発するためのフレームワークやドキュメントも公開されている。
ただし、AppleはTouch Barを入力デバイスとしてのみ利用することを推奨しており、ここにメッセージやアラートなどの情報を表示したり、アニメーションさせたり、カラフルな表示を行わせることは推奨しないという(TechCrunch)。
また、入出力インターフェイスとしてThunderbolt 3とヘッドフォン端子のみを備える形になったのも特徴的だ。従来モデルが備えていたSDカードスロットも廃止されている。
日本でも販売が開始されており、価格はTouch Barなしの13インチモデル(2.0GHzデュアルコアCore i5/8GBメモリ/256GB SSD)が14万8,800円、Touch Bar搭載モデルが17万8,800円(2.9GHzデュアルコアCore i5/8GBメモリ/256GB SSD)および19万8,800円(2.9GHzデュアルコアCore i5/8GBメモリ/512GB SSD)。15インチモデルは23万8,800円(2.6GHzクアッドコアCore i7/16GBメモリ/256GB SSD)、27万8,800円(2.7GHzクアッドコアCore i7/16GBメモリ/512GB SSD)。
13インチモデルはGPUとしてCPU内蔵のIntel Iris Graphics 540/550だが、15インチモデルはGPUとしてRadeon Pro 450/455を搭載する。
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