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iFixitによるPixel XL分解リポート、内部的にHTC製を示す要素はほぼない
headless 曰く、 iFixitがPixel XLの分解リポートを公開している(Google Pixel XL Teardown、Ars Technica、9to5Google)。
Google初の純正スマートフォンというPixel/Pixel XLはHTC製だが、これまでのNexusシリーズとは異なり、外装にHTC製を示すロゴなどは一切ない。内部的にもバッテリーにHTCのロゴが入っている程度で、HTC製であることを示す要素はほとんどないとのこと。iFixitでは本機に対するHTCの立場はFoxconnと同様だと評価している。
Pixel XLでは細かいコンポーネントの多くがモジュール化されており、コンポーネントが故障した際にメインボードごと交換する必要がないため、修理代が安上がりになるとみられる。一方、ディスプレイアセンブリーにはフレームやベゼルがなく、分解作業が少し難しいという。また、ディスプレイのAMOLEDパネルがデジタイザーガラスから簡単に分離してしまい、さらに作業が困難となる。そのため、iFixitでは作業を容易にする方法を研究中とのことだ。
Pixel XLの修理しやすさスコアは10点満点中6点。これまでにiFixitが分解したHTC製のスマートフォンの中では最高スコアとなる。減点ポイントとしては上述のディスプレイアセンブリーの問題のほか、柔軟性の高い内部フレームが爪で固定されているために取り外しが難しい点だという。高評価ポイントは多くのコンポーネントがモジュール化されている点に加え、バッテリーに取り外し用のタブがあり、接着剤の量も少なく交換が容易な点と、すべてのネジがT5トルクスネジである点を挙げている。
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