NY原油:反落で50.52ドル、イラクが減産に消極的な姿勢を示し

2016年10月25日 06:32

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記事提供元:フィスコ


*06:32JST NY原油:反落で50.52ドル、イラクが減産に消極的な姿勢を示し
NY原油は反落(NYMEX原油12月限終値:50.52↓0.33)。高値は22時06分の50.52ドル、安値は1時25分の49.62ドル。石油輸出国機構(OPEC)で第2位の産油国であるイラクが、生産削減の適用除外を求めたことから、減産合意への不透明感が意識された。また、週末に発表された米原油生産の掘削設備(リグ)の稼動件数増加も、引続き売り材料となった。


日足チャートでは、50ドル台でのもみ合いとなっている。1年3ヶ月ぶりの高値更新を受けて、一部市場関係者は「OPEC総会まではじり高の展開が続く」と指摘しているが、「各国の思惑が交錯し高値を更新する強い地合いとはなりにくい」との声も聞かれる。《MT》

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