ワシントン賭博委員会、Steamを利用した賭博行為についてValveに警告

2016年10月12日 21:34

印刷

記事提供元:スラド

 米ワシントン州賭博委員会が5日、ゲーム配信サイト「Steam」を運営しているValveに対し、Steamプラットフォームを使った賭博利用者をブロックするよう警告したという(PC Watch)。

 問題とされているのは、人気ゲーム「Counter-Strike: Global Offensive(CS:GO)」のゲーム内アイテムを使ったギャンブル。ゲーム内アイテムはゲーム内でのプレイに応じて入手できるほか、有料でも購入できるのだが、このゲーム内アイテムを賭けて遊べるギャンブルサイトが登場している模様。AUTOMATONの記事が詳しいが、たとえば「CS:GO Lotto」というサイトでは2人のプレイヤーが互いにゲーム内アイテムを賭けて「コイントス」の勝負ができるという。

 また、ゲーム内アイテムはSteam上で売買が可能になっていることや、未成年者が気軽にギャンブルに参加できることもあって社会問題化しているようだ。

 スラドのコメントを読む | ビジネス | ゲーム | アメリカ合衆国

 関連ストーリー:
ニューヨーク市曰く、「賞金付きスポーツシミュレーションゲーム」は違法である 2015年11月18日
メールを通じてやり取りされた野球賭博、「賭博場」には当たらないとの判断 2015年10月30日
韓国、「StarCraft 2」の大会で八百長が発覚、9人が違法賭博で逮捕 2015年10月24日
賭博の対象となる対戦型オンラインゲーム、八百長も 2015年02月12日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事