NY金:反落で1255.90ドル、年内利上げを織り込む格好に

2016年10月12日 06:38

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記事提供元:フィスコ


*06:38JST NY金:反落で1255.90ドル、年内利上げを織り込む格好に
11日のNY金先物は反落(COMEX金12月限終値:1255.90↓4.50)。高値は0時32分の1261.50ドル、安値は23時00分の1255.10ドル。CMEが算出するFF金利先物では、12月利上げの確率がついに7割(74.5%)を超えた。米国の年内利上げに向けた動きが強まっていることから、為替市場では、主要通貨に対してドルが強含む格好に。金は割高感が意識されてさえない展開となった。


テクニカル面では、200日移動平均線(1262ドル水準)でのもみ合いとなっているが、徐々に上値抵抗としての意識も。年内利上げ観測が強まっていることから米国株がさえない動きとなる可能性はあるが、投資資金は金利商品に流入する可能性が高い。《MT》

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