NY金:大幅続落で1269.70ドル、米長期金利上昇で投資資金流出

2016年10月5日 06:13

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記事提供元:フィスコ


*06:13JST NY金:大幅続落で1269.70ドル、米長期金利上昇で投資資金流出
NY金は大幅続落(COMEX金12月限終値:1269.70↓43.00)。高値は21時20分の1307.50ドル、安値は2時27分の1269.00ドル。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利上げが意識されて、米長期金利が上昇。為替市場では、ドルが主要通貨に対して強い動きを示しており、金は割高感が強まったことから売り優勢の展開となった。出来高を伴う大幅な下落を受けて、投資資金が流出したとの観測。


テクニカル面では、5月以降サポートラインとして機能していた100日移動平均線(1316ドル水準)を一気に下放れている。心理的な節目の1300ドルも下抜けたことから、200日移動平均線(1258ドル水準)で下げ止まるか注目。《MT》

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