マザーズ指数は小幅続伸、主力株伸び悩みで上値抑える、テーマ株の一角が人気化/マザーズ市況

2016年10月4日 17:20

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記事提供元:フィスコ


*17:20JST マザーズ指数は小幅続伸、主力株伸び悩みで上値抑える、テーマ株の一角が人気化
 本日のマザーズ市場は、為替の円安などで日経平均がしっかりした動きとなる中、堅調な展開となった。日本人のノーベル賞受賞などもあって、テーマ株への関心が高まりやすかったことも支援に。ただ、時価総額上位のSOSEI<4565>が伸び悩むなどで、相対的に指数の上値は重くなっている。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1049.76億円。騰落数は、値上がり96銘柄、値下がり117銘柄、変わらず12銘柄となった。
 個別では、FRONTEO<2158>が急伸、AIを活用してがん患者に適した治療法を選んだりできるサービスを共同開発すると報じられたことが材料視される。じげん<3679>はアナリストの新規買い推奨が評価材料に。チェンジ<3962>、ブランジスタ<6176>などは伸び悩んだものの続伸。ナノキャリア<4571>はDDS技術を持つことで、ノーベル賞候補分野の関連銘柄としても物色向かう。ストリーム<3071>、キャリア<6198>なども急伸へ。一方、カナミックN<3939>、シルバーエッグ<3961>は大幅に反落。DigitalI<6533>、シンクロフード<3963>など直近IPO銘柄の一角も軟調。ALBERT<3906>、ファーマフーズ<2929>、モブキャスト<3664>などもさえない動きに。《KS》

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