NY原油:大幅反発で45.93ドル、増産凍結合意への思惑高まり

2016年9月27日 06:34

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記事提供元:フィスコ


*06:34JST NY原油:大幅反発で45.93ドル、増産凍結合意への思惑高まり
NY原油は大幅反発(NYMEX原油11月限終値:45.93↑1.45)。高値は0時07分の46.20ドル、安値は22時15分の45.15ドル。一部で、サウジアラビアが産油量を1月の水準まで減らす意思を持っていると伝わっている。この報道を受けて、アルジェリアで28日に開催される石油輸出機構(OPEC)の非公式会合において、産油国が増産凍結で合意するとの思惑が高まった。


また、ナイジェリアで、武装組織の動きが活発化していることや、為替市場でドルが主要通貨に対して弱い動きを見せていることなども大幅反発の要因となった。


日足チャートでは、50日移動平均線と100日移動平均線でのもみ合いとなっている。6月9日の年初来高値51.67ドルを起点とした上値抵抗ラインの突破を試す展開に。《MT》

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