天皇の公務負担軽減へ有識者会議、宮崎緑さんら

2016年9月24日 09:15

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記事提供元:エコノミックニュース

 政府は天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議を立ち上げ、来月にも初会合を開く。菅義偉官房長官が23日の記者会見で発表した。有識者会議は元NHKキャスターで、国際政治学者の宮崎緑千葉商科大学国際教養学部長らメンバー6人。

 菅官房長官は「今上陛下が現在82歳と御高齢であられることも踏まえ、天皇の公務の負担軽減等を図るために、どのようなことができるのかを様々な観点から検討する必要がある」と理由を説明した。

 そのうえで「第1回会合は10月中旬にも開催すべく、現在日程を調整している」とした。有識者会議の事務は内閣官房皇室典範改正準備室が担う。

 宮崎氏以外の会議メンバーは今井敬日本経済団体連合会名誉会長、小幡純子上智大学大学院法学研究科教授、清家篤慶應義塾長、御厨貴東京大学名誉教授、山内昌之東京大学名誉教授。(編集担当:森高龍二)

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