北朝鮮の核実験「広島原爆の7割から8割水準」

2016年9月11日 20:45

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記事提供元:エコノミックニュース

北朝鮮が9日に行った通算5回目、今年2回目となる核実験が、日本の気象庁の調べで、深さ0キロメートル、マグニチュード(M)5.3規模のものであったことが分かっているが、聯合ニュースが韓国気象庁の発表を伝えたところによると、「マグニチュード(M)5.04の地震で、震源の深さは700メートル。核実験による人工地震の可能性が高い。また地震の強度(規模)は1月6日に行われた4回目核実験の2倍の水準。10~12キロトンで、広島に投下された原爆(15キロトン)の67~80%水準」との見方をしているとした。

 また、韓国軍関係者が11日明らかにした情報だとして「米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンが、10月10~15日に黄海と済州島沖で実施する『韓米合同海上訓練』に参加する」と伝えた。

 訓練では「有事の際、北朝鮮の指揮部を含め、主要施設を精密に攻撃する訓練を集中的に行う計画」としている。有事の際、これに対抗する能力を強化すること、あわせて海上訓練の内容を明示することで、北朝鮮に対する抑止力効果を図る目的とみられる。(編集担当:森高龍二)

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