倒産社長に最も多い星座は「みずがめ座」―東京商工リサーチ

2016年9月4日 23:13

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記事提供元:エコノミックニュース

 東京商工リサーチは、倒産企業の社長の誕生日から星座を割り出し、人数や件数などを統計としてまとめた。

 まず、倒産した11万6,505件のうち、社長の星座で最も多かったのは「みずがめ座」で1万1,220人(構成比9.6%)だった。次いで、「うお座」が1万1,039人(同9.4%)、「やぎ座」が1万868人(同9.3%)の順。「みずがめ座」、「うお座」、「やぎ座」の3星座はそれぞれ1万人を超え、12星座の約3割(同28.4%)を占めた。

 一方、最少は「ふたご座」で8,576人(同7.3%)だった。次いで、「おうし座」が8,900人(同7.6%)で、この2星座は8,000人台にとどまった。

 厚生労働省がまとめた「出生に関する統計」の月別統計によると、出生率の動向は戦後から1964年までは戦前と同様に1~3月が高く、6月が低かった。だが、1970年以降は「出生月による出生率の差はほとんどない状態」という。倒産社長においても、1~3月生まれのみずがめ座、うお座、やぎ座、おひつじ座の比率が高く、厚労省がまとめた1964年までの出生率の動向とほぼ同じ結果だったとしている。

 社長の星座と倒産発生日(倒産日)の星座を対比し、分析した。最も多かったのは、社長の星座が「うお座」、倒産日も「うお座」で1,056件だった。次いで、社長が「みずがめ座」、倒産日が「うお座」の1,042件、社長が「やぎ座」、倒産日が「みずがめ座」の997件の順だった。なお、社長の星座に関係なく、社長がどの星座でも倒産日の星座は「やぎ座」が最も少なかった。

 社長の星座と、最多の倒産日の星座が合致したのは、「おひつじ座」、「ふたご座」、「うお座」の3星座だった。この3星座の社長は、それぞれの星座の月日は注意した方が良いかもしれないという。

 倒産した社長の誕生日を見ると、最多が1月1日で1,156人だった。次いで、1月2日の817人、1月3日の547人の順で、正月3が日の誕生日が上位3位を独占した。さらに、上位10位までに1月は6日入っており、正月生まれの社長は経営に細心の注意と大胆な施策が必要かもしれないとしている。

 一方、最少の誕生日はうるう年の2月29日で37人だった。ただ、うるう年は4年に一度で、2月29日を除いた実質最少は12月31日の110人だった。これに12月29日の156人が続く。下位10位に12月が7日入り、1月と好対照の結果となった。12月22日~1月19日生まれの「やぎ座」は、12月と1月生まれの倒産社長数に大きな差が出た。

 なお、星座ではなく誕生日の月別では、最多が1月生まれの1万3,089人。次いで3月の1万1,099人、2月の1万533人と続く。最少だった月は6月の8,132件だった。

 設立から倒産までの期間(以下、倒産期間)を倒産社長の星座別で分析した。倒産期間が最長なのは、「やぎ座」で26.9年だった。次いで、「いて座」の26.8年、「みずがめ座」の26.7年の順だった。

 一方、倒産期間が最短は、「ふたご座」と「かに座」がともに25.8年だった。最長の「やぎ座」と比べると1.1年の差が出たという。(編集担当:慶尾六郎)

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