幕張メッセの大規模コンサートに行った男性が麻疹に罹っていたことが判明

2016年8月26日 11:26

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記事提供元:スラド

maia 曰く、 8月14日に幕張メッセで開かれたジャスティン・ビーバーのコンサートに来場した男性が19日に西宮市内ではしか(麻疹)と診断された(毎日新聞ITmedia国際感染症センターFacebook)。

 男性は西宮市在住で、バリ島を訪れていた。9日に39.1度の発熱、13日には全身に発疹、13~15日に東京と神奈川を訪れていたという。14日のコンサートの来場者数は約2万5000人とされ、二次感染が懸念されている。

 はしかの潜伏期間は10~12日とされ、24日は症状が表れ始める頃である。初期症状は風邪に似ているという。実際の影響程度は分からないが、医療機関はここ数日間注意が必要とされている。

 なお、はしかの予防策としては幼児期のワクチン予防接種が効果的とされている。また、妊娠中の女性が発症すると流産の可能性があるため特に注意したい。

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