キヤノン、ハイアマチュア向け一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」

2016年8月26日 05:05

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「EOS 5D Mark IV」(キヤノン発表資料より)

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 キヤノンは25日、高画素・高速連写・高感度など性能を向上させたハイアマチュアユーザー向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」を9月8日に発売すると発表した。

 同製品は、静止画・動画ともに本格的な作品づくりを実現するためにフラッグシップ機の「EOS-1D X Mark Ⅱ」に採用している新技術を搭載した高性能モデル。有効画素数約3,040万画素35mmフルサイズCMOSセンサー、映像エンジン「DIGIC 6+(プラス)」を搭載し、常用ISO感度ISO100~32000を実現している。

 また、新開発ミラー振動制御システムの採用で最高約7コマ/秒の高速連写が可能。撮像素子からのデュアルピクセル情報をRAW画像に付加する「DPRAW撮影」もでき、独自のRAW現像ソフトウエア(無償)を通じて撮影後に解像感補正などの微細な画像処理ができる。

 その他、4K(4,096×2,160)動画を中心とした動画撮影機能が強化されている。フラッグシップ機と同等の機能としては「61点高密度レティクルAF Ⅱ」「デジタルレンズオプティマイザ」「約15万画素のRGB+IR(赤外光)測光センサー」を搭載する。価格はオープン。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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