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日中韓外相会議、幅広い分野で協力の重要性共有できた―岸田文雄外相
岸田文雄外務大臣は24日の日中韓外相会議後の記者会見で「約5年ぶりに議長国として開催することができ、大変うれしく思っている」と述べるとともに「地域の平和と繁栄に大きな責任を持つ3か国が幅広い分野で協力することの重要性について認識を共有することができた」と成果が大きかったことを語った。
岸田外相は「3か国協力について、防災、環境、青少年交流、経済に一層の協力を進めていくことの議論を行った」とした。
また「地域情勢では特に北朝鮮情勢について忌憚のない議論が行われたと感じている」とし「北朝鮮の核・ミサイル問題、本日朝の弾道ミサイルの発射を含め、北朝鮮の挑発行動は断じて容認できない。このことで一致した」と述べた。
また「日中韓で国連安保理を含む国際社会の取り組みを主導し、北朝鮮に対して挑発行動の自制、安保理決議の遵守を強く求めていくことも確認できた」とした。
岸田外相は北朝鮮のミサイル発射など挑発行為について「(中国外相から)北朝鮮の弾道ミサイル発射等の挑発行動については明確に反対する。そして安保理決議の遵守は大変重要であるという認識。こうしたことが示された。基本的にそういった発言があり、それ以上の詳細については控える」とした。
一方、中国が韓国に対して設置を強く反対しているTHAADについては「日中韓外相会議の中で取り上げられていない。そういった発言は全くなかった」と中国も韓国も話題にあげなかったとした。(編集担当:森高龍二)
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