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自民改憲草案は憲法ではありません―社民・福島みずほ氏
記事提供元:エコノミックニュース
社会民主党の福島みずほ副党首は15日に都内の千鳥ヶ淵墓苑で行われた追悼式典での誓いの言葉で「軍人・軍属、民間人、侵略戦争の被害者、加害者、戦地での被害・空襲被害者、原爆の被害者・・・戦争の被害者となったすべての人々に哀悼の意を表します」と哀悼の意をささげたのち「多くの尊い命と人生の犠牲のもとに、わたしたちは、日本国憲法を手にした」が、憲法改正発議に必要な衆参での3分の2を改憲勢力が占めることとなり「多くの人たちの犠牲の上に獲得した日本国憲法をわたしたちが持ち続けることができるのかどうか、今、まさに瀬戸際」と霊前に伝えた。
また、福島副党首は自民党の改憲草案について「自民党の日本国憲法改正草案は憲法ではありません。憲法は、国家権力を縛るものなのに、国民を縛るものになっているからです」と改めて立憲主義にそうものではないとした。
福島副党首は「自民の憲法改正草案では、国民は、公益及び公の秩序に従わなければならず、基本的人権は、公益及び公の秩序によって制限できる。このような憲法の尊重義務が国民に課されています。憲法9条を改悪し、自衛隊は国防軍となり、世界中で戦争ができます。憲法違反という概念すらなくなります」と危機感を示した。(編集担当:森高龍二)
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