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大学生ボランティアら生徒ら対象に「土曜朝塾」
文部科学省は27年度中高生を中心とした生活習慣マネジメント・サポート事業の各地の成果を公表した。このうち、沖縄県那覇市では、地域を中心にした取り組みに「公民館での土曜朝塾」を開いていた。
土曜日の朝に各学校内で大学生ボランティアや地域サポーターの協力を得て児童・生徒の宿題等の学習支援を行ったもので「地域活動の大切さを再認識し、ワークショップで情報交流するなど地域人材育成の向上にもつながった」としている。塾は10回開かれ、延べ人数で児童・生徒184人が参加していた。
土曜朝塾は「学校が休みになる土曜日でも生活リズムを乱さないように」と企画。「年齢的に近い大学生から宿題などの学習支援を1時間、大学生のオリジナル授業を1時間の合計2時間構成で、10月から12月までの3カ月実施。
塾に参加する大学生のボランティアは教職を希望する学生から公募したとしている。「大学生ボランティアのキャリアアップにもつながるように8月に事前の宿泊合宿を行い、地域の学校事情などの講話を校長から聞くなどして、共通認識を持ってもらったうえで行った」という。
このほか「毎月第3土曜日に地元公民館で実施している地域住民の一品持ち寄り『朝食会』への参加を呼び掛け、お互い顔を知る事が出来た」と成果を報告している。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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