コインパーキング、「24時間最大1000円」が3日で8000円超―国民生活センターが注意喚起

2016年8月10日 23:48

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 国民生活センターは70歳代の男性の相談事例で『24時間最大1000円』と表示されていたコインパーキングに3日間駐車し、料金は3000円と思ったが、精算時の料金が8000円以上だった。電話で抗議すると『最初の24時間が1000円で、その後は通常料金』と言われた事例を紹介し、『料金表示』の詳細をしっかり確認するよう消費者に呼びかけている。

 国民生活センターは(1)コインパーキングで『1日最大○○円』『24時間最大△△円』などと表示されているのに、24時間を超えると料金体系が変わり、想定以上の料金を請求される事例が見られると注意を促し(2)一見しただけでは利用条件が分かりにくい表示も一因。

このため(3)利用者は、利用する前に、看板などに大きく表示されている内容だけでなく『出入口付近や精算機付近などの詳細な利用条件にも目を通しましょう』と呼びかけている。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
仮想通貨をわかってますか? うまい話はありません
電力小売自由化相談急増中―国民生活センター
スーツ姿で堂々と訪問 マイナンバー詐欺も変化
進むか企業の地方移転 効果は?税金は?
消費者裁判手続特例法 来年10月1日施行

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事