関連記事
【話題】有効求人倍率が上昇して求人情報サイト運営関連に注目
■6月の有効求人倍率は4カ月連続上昇で1991年8月以来の高水準
厚生労働省が7月29日発表した16年6月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇して1.37倍となった。4カ月連続の上昇で1991年8月以来の高水準だった。
また地域別では1963年の集計開始以来、初めて全ての都道府県で1倍超となった。給与水準や職場環境に関する問題点、企業が求める人材レベルなどの要因でミスマッチの影響も大きいと考えられるが、総務省が7月29日発表した16年6月の完全失業率(季節調整値)も前月比0.1ポイント低下の3.1%と低水準であり、企業における人手不足は深刻だ。
■求人情報サイト運営関連に注目
こうした人手不足の状況に対して企業は、正規・非正規あるいは新卒・中途を問わず、採用活動を一段と強化している。採用コストは上昇するが、企業にとって事業継続や中期成長に向けて人材の確保は欠かせない。
また求人広告掲載は紙媒体からネット媒体へのシフトが進展している。アルバイト・就職・転職など求人情報サイト運営関連のディップ<2379>、キャリアデザインセンター<2410>、エン・ジャパン<4849>、リクルートホールディングス<6098>などに注目したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】セレスは急反落もフィンテック関連での相次ぐ提携を1Q最高業績がサポートして逆行高含み(2016/06/13)
・【編集長の視点】エボラブルアジアは株式分割の権利取りを民泊関連の業務提携や業績上方修正がサポートして急反発(2016/06/17)
・英国の国民投票のあとには米トランプ候補問題が控え中長期買いは困難=犬丸正寛の相場展望(2016/06/17)
・【編集長の視点】ハイアス・アンド・カンパニーは最安値から急反発、連続最高業績を見直し下げ過ぎ訂正買いが再燃(2016/06/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク