建設労働者は関東・北陸で過剰、他地域は不足傾向――国交省

2016年7月28日 12:18

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 国土交通省は6月の建設労働需給調査結果を発表、鉄筋工、左官など8職種の過不足率は0.6%の不足となり、5月から0.2ポイント不足幅が拡大した。特に型わく工(土木)で1.7%と不足率が大きかった。

 地域別にみると、関東、北陸で過剰、それ以外の地域では不足傾向だった。東北地域の過不足率は、0.4%の不足となり、5月より不足幅が0.7ポイントが縮小した。

 翌々月(8月)における労働者の確保に関する見通しは、「困難」と「やや困難」の合計が19.0%で、対前年同月比4.4ポイントの減少となった。一方、「やや容易」と「容易」の合計は13.1%で、0.1ポイントの下降だった。

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