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谷垣自民幹事長は頸髄損傷で手術、復帰に時間
自民党の細田博之幹事長代行は26日の記者会見で、自転車で転倒し入院している谷垣禎一幹事長について「7月16日に転倒し、頸髄損傷で手術を受けた」とした。その後の経過については「テレビで相撲を観戦するなど意識ははっきりしており、合併症はなく経過は順調」と語った。
その一方で、細田幹事長代行は「現段階では、今後についての正確な見通は申し上げることはできない」とし、谷垣幹事長の復帰に目途がはっきりしないことをうかがわせた。
細田幹事長代行は8月1日からの臨時国会に間に合うのかについても「それもわかりません。現段階では正確な見通しを申し上げることはできません」と答えた。
テレビで相撲の観戦をしているということから、杖などを使って歩行は可能なのかとの記者団の問いに「わかりません。どういう状況であるかは承知しておりません」と実際に面会しておらず、電話でどのような状況かを秘書から得ているとした。
谷垣幹事長から幹事長を続けられるか、何らかの意思表示が示されているのかについて記者団の質問に、細田幹事長代行は「一切ございませんし、総理からも一切ございません。むしろみんなで1日も早い回復をお祈りしなければならない。そして、医学的にも正確な見通し、どのように回復されるのかということは個人差もありますし、見守っていきたい。非常に早く問題なしとなる可能性があると思っている」と早期復帰を願った。(編集担当:森高龍二)
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