ネット活用を進める売春業界

2016年7月27日 08:00

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 インターネットの登場によって「売春」も大きく変化しているという(GIGAZINE)。

 それまで売春産業の形態は路上に立って直接勧誘するいわゆる「立ちんぼ」や斡旋業者の仲介によるものだった。しかし、前者は身の危険があり、後者は売上げを斡旋業者と分け合う必要があった。だが、1995年にコミュニティサイトのCraigslistが設立されて以降はインターネットによる取引が増えているという。

 また、「売春婦たちのリスクを下げる」という分野のビジネスも注目を浴びているという。たとえば、顧客との接触には電話やメールを直接使うのではなくGoogleのVoIPアプリを使用したり、また多額の現金を持ち歩くリスクを下げるため電子商取引による決済も使われているという。ただ、SquareやPayPal、Google Walletといったサービスは性産業の利用を禁じているためリスクは高い。このため、こうした産業への制限が少ないPaxumやPayoneerなどのサービスが使われているとしている。

 さらに、piplのような人物検索ツールやFacebookなどを使って顧客を事前に「審査」する業者も登場しているという。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | インターネット

 関連ストーリー:
「宗教的理由」で売春系サイトを攻撃したハッカー 2016年06月29日
米ロードアイランド州、売春を合法化したら性犯罪と性病が減った 2014年07月18日
2050年、ロボットによる売春が行われる? 2012年04月26日
スウェーデン国税当局、ウェブ・ストリッパーに課税強化へ 2009年04月12日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事