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国連理事会、国家によるネットへの意図的なアクセスブロックは人権侵害だと決議
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 国連理事会は金曜日、インターネット接続のブロックや制限を行う国家を非難する決議を行った(TheRegister、ARTICLE19、Slashdot)。
オフラインで認められている基本的人権と同じく、インターネット上でも同様の権利を認めるべきだという主旨などが含まれる。この決議は木曜日に議決される予定だったが、ロシアと中国が一部条項の変更を求めたため金曜日にずれ込んだ。
特に議論になったのは、インターネットへ接続する権利と表現の自由に関するものであるようだ。ロシアと中国の改正方針にインドと南アフリカ、サウジアラビアとカタールなどが同調したが、結局はその他の70国以上の賛成により本決議は採択された。決議では表現の制限を行った場合や、インターネットへの意図的なアクセスブロック、インターネット接続を中断させる行為などを非難する内容が含まれている。
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