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SIMフリースマホは販売数量比で7%に上昇―GfK
GfKジャパンが今年1~5月期のスマートフォンの販売動向をまとめたところ、スマホ販売台数は前年比1%減、家電量販店におけるSIMフリースマホの数量構成比は7%へ上昇していることが分かった。[写真拡大]
GfKジャパンが今年1~5月期のスマートフォンの販売動向をまとめたところ、スマホ販売台数は前年比1%減、家電量販店におけるSIMフリースマホの数量構成比は7%へ上昇していることが分かった。
スマホについては、2月以降“ゼロ円端末”の販売がなくなるとの報道を受け、需要減が見込まれたが、1~5月期の販売台数は、1月は前年比23%増、2月は同14%減と変動が大きかったものの、5月には前年をやや上回るまでに回復し、同1%減にとどまった。家電量販店でのSIMフリー端末の販売を見ると、スマホ全体に占める割合は徐々に上がっており、1~5月期では数量ベースで7%に達した。
また、3カ月以内のスマホ購入者に現在のキャリアを選択した理由について尋ねたころ、最も多かったのは「これまで利用していたキャリアで特に問題が無かったから」で約44%に上った。これに次いで「家族割引があったから」が24%だったが、大きな差がついた。GfKでは「格安スマホ等の選択肢は広がっているが、キャリア移行やメールアドレス変更の手間というハードルは高く、特に問題が無ければ多くのユーザーは同じキャリアで機種変更を選択するという傾向が伺える」としている。
電力自由化に伴い大手3キャリアで春に開始された「電力セット割引があったから」は1%未満にとどまった。電力セット割引に関して、同社では「開始から間もないということもあるが、小売電力事業者の多さも影響している」と分析している。
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