9条改正や緊急条項に味方するものでない―おおさか維新・馬場伸幸氏

2016年6月13日 10:14

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記事提供元:エコノミックニュース

おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は12日のNHK番組で、憲法改正は急いだほうがいいとの考えを示した。一方で「我々は憲法9条(戦争の放棄)改正や緊急事態条項の創設に与する(味方する)ものではない」と語った。

 改憲を目指すのは「幼稚園・保育園から大学院まで、すべての教育を無償化するため、憲法26条を改正し、どの政党が政権をとっても教育無償化が未来永劫続くように、そのために憲法改正を訴えていく」と強調した。

 司会者が憲法9条以外の改正を急ぐべきということか、尋ねたのに対し「そういうことだ」と答えた。

 自主憲法制定を党是とする日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は「日本の心を込めた自主憲法(案)を作成中で、基本的な考え方や概要を近々、お知らせできる」と条項の公表まではいかないが、概要を近々に発表できるとした。

 また、中山代表は「すでに新聞社やJC(日本青年会議所)、政党が作った憲法(草案)もあるので、そういったものを比較しながら、しっかりした憲法をつくっていく必要がある」と改憲に意欲を示した。

 新党改革の荒井広幸代表は「何を残して、何を付け加えるべきかをこの参院選挙で、みんなで議論を起こしていくべきだが、改正するのはまだまだ先、そういう段階にはない」とした。(編集担当:森高龍二)

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