NY金:反落で1247.00ドル、中国需要後退の懸念から売り先行

2016年6月8日 02:50

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記事提供元:フィスコ


*02:50JST NY金:反落で1247.00ドル、中国需要後退の懸念から売り先行
 NY金は反落(COMEX金8月限終値:1247.00↓0.40)。1236.90ドルまで下落した後、1247.30ドルまで上昇した。中国人民銀行が発表した5月末外貨準備において、前月まで10カ月間連続積み増しとなっていた金の残高が変わらなかったとされ、需要後退懸念による売りが先行したとの見方。

 その後、米連邦準備理事会(FRB)の早期追加利上げ観測後退を受けた金の買いが再燃したが、原油続伸、欧州株高、米株上昇スタートで、安全資産としての需要が後退する状況に、金は前日終値(1247.40ドル)手前で伸び悩む展開になったもよう。《KK》

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