りそな銀、BNPバリバの米国子会社と業務提携

2016年6月3日 10:43

印刷

 りそな銀行は2日、米国のBank of the Westとの間で、同国における金融機能の提供等を目的とした業務提携契約を締結したことを発表した。

 Bank of the Westは、ヨーロッパの大手金融機関BNPパリバの米国子会社で、米国19州に550支店以上を展開している。また、同行は全米5カ所(シカゴ、ロサンゼルス、ポートランド、サンフランシスコ、サンノゼ)に設置するジャパンデスクを通じて、米国に進出する日系企業へのきめ細かいサポートを行っている。

 日本からの米国への進出企業数は中国に次いで多い。販売拠点としての役割に加え、生産拠点としても隣接するメキシコやカナダが注目を高めており、進出企業数は過去3年間で年4.4%の伸びを記録している。今回の提携により、進出を検討する企業や既に進出している企業は、りそな銀行を通じてBank of the Westの金融機能をフル活用することが可能になる。

関連記事