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携帯電話が人体に悪影響を与えることは確認できないという調査結果と、電磁波がラットに悪影響を与えるという調査結果
記事提供元:スラド
30年にわたる追跡調査結果から、携帯電話の普及による脳腫瘍発生率の増加はほぼ確認できない、というデータが得られたという(WIRED)。
オーストラリアではがんの診断結果がすべで公式に記録されているとのことで、携帯電話普及率が大幅に増えたここ30年のデータを調査したところ、ここ数十年で脳腫瘍の発生率が増加したという証拠は見つからなかったという。
いっぽう、マウスを使った実験では携帯電話の電磁波によって腫瘍ができる割合がわずかに高まるという結果も出ている模様(CNN/co.jp、MIT Technology Review、論文)。この実験は、2歳のラット/マウス2500匹にGSMやCDMAといったプロトコルを模した900~1900MHzのさまざまなレベルの電磁波を照射するというもので、オスのラットでのみ脳腫瘍などの発生がわずかに増加するという結果が得られたという。
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