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NICT、「テレホンJJY」の置き換えを目指す「光テレホンJJY」の実験運用を開始
記事提供元:スラド
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が、電話回線による標準時供給システム(テレホンJJY)の置き換えを目指す「光テレホンJJY」を開発、実験運用を開発した(INTERNET Watch)。
テレホンJJYは電話回線経由でモデムを利用して高精度の時刻データを供給するシステムで、日本全国で±1ms以内の精度での同期が可能というもの。1995年にサービスを開始したもので、現在でも毎月約14万件のアクセスがあり、放送局やNTTの時報サービスなどさまざまなところで利用されているという。しかし、電話回線の多様化による精度の低下や、アナログのモデム装置が国内ではもう製造されておらず、今後の保守について問題があるなどとし、NTTの光電話回線網である「データコネクトサービス」を利用した時刻供給システムを開発したそうだ。
対応システムとして、セイコーソリューションズのNTPサーバー「Time Server TS-2210テレホンJJYタイプ」向けに、光テレホンJJYに対応するファームウェアが6月7日にリリースされるとのこと。
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