NY金:続落で1220.40ドル、住宅指数の急伸、早期利上げ言及で売り強まる

2016年5月27日 02:54

印刷

記事提供元:フィスコ


*02:54JST NY金:続落で1220.40ドル、住宅指数の急伸、早期利上げ言及で売り強まる
 NY金は続落(COMEX金6月限終値:1220.40↓3.40)。1232.20ドルまで上昇した後、1218.40ドルまで下落した。この日発表の米国の4月耐久財受注で設備投資関連の落ち込みが懸念され、ドル売りになった際に金の買いが強まったもよう。その後、4月中古住宅販売成約指数の急伸、パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事の「かなり直近の利上げが適切となる可能性がある」の発言を受けて、売りが優勢になった。

 次の取引の中心となる8月限の値動きは、高値が1234.90ドル、安値が1220.80ドル、引けは1222.70ドルであった(前日比3.90ドル安)。《KK》

関連記事