NY原油:反落で48.19ドル、米FOMC議事録発表後のドル一段高で売りに転換

2016年5月19日 03:57

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記事提供元:フィスコ


*03:57JST NY原油:反落で48.19ドル、米FOMC議事録発表後のドル一段高で売りに転換
 NY原油は反落(NYMEX原油6月限終値:48.19↓0.12)。48.95ドルまで上昇した後、47.98ドルまで下落した。この日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内全体や原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が予想外に増加したが、ガソリンや留出油の在庫の大幅減少、原油の国内生産量(日量)の減少継続が注目され、買いが優勢になった。

 しかし、その後発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の4月会合議事録では、6月の追加利上げの可能性を示唆。ドルが一段高になったことで、原油は割高感による売りが強まり、下落に転じた。《KK》

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