NY金:反落で1274.40ドル、米FOMC議事録への警戒感から売り優勢に

2016年5月19日 02:52

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記事提供元:フィスコ


*02:52JST NY金:反落で1274.40ドル、米FOMC議事録への警戒感から売り優勢に
 NY金は反落(COMEX金6月限終値:1274.40↓2.50)。1267.70ドルまで下落した後、いったん1277.30ドルまで上昇した。取引終了後に予定される米連邦公開市場委員会(FOMC)の4月会合議事録の発表を控え、早期追加利上げを示唆する可能性への警戒感から、金の売りが優勢になったもよう。

 また、米国債利回りの上昇を受けてドル高傾向になるなか、英国のEU離脱問題に絡む先行き不透明感後退によるポンド買い戻しの影響もあり、ユーロ安が進んでいることから、割高感からの売り圧力も高まったとみられる。《KK》

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