NY金:続伸で1276.90ドル、強い米指標が相次ぐなかで買われる

2016年5月18日 03:00

印刷

記事提供元:フィスコ


*03:00JST NY金:続伸で1276.90ドル、強い米指標が相次ぐなかで買われる
 NY金は続伸(COMEX金6月限終値:1276.90↑2.70)。1270.20ドルから1283.90ドルまで上昇した。この日発表の米国4月の消費者物価指数、住宅着工件数、鉱工業生産が上振れとなり、連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ時期が早まるとの見方が広がるなかで、金は買いが優勢になった。

 米株が利上げ警戒から下落していたことで、安全資産としての金の買い需要が高まった。米国債では、2年債を売って10年債や30年債を買う動きになったといわれ、長期金利低下によるドル売りで割安感が高まった。米著名投資家の金購入が安心感につながった、などが背景か。《KK》

関連記事