NY原油:反落で46.21ドル、米株安拡大やカナダ生産再開などで上げ渋りか

2016年5月14日 03:52

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記事提供元:フィスコ


*03:52JST NY原油:反落で46.21ドル、米株安拡大やカナダ生産再開などで上げ渋りか
 NY原油は反落(NYMEX原油6月限終値:46.21↓0.49)。46.43ドルから45.75ドルまで下落した。この日発表の米国の4月小売売上高や5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値の大幅な上振れ上昇を受け、ドル高が進行したことで、割高感による原油の売りが先行したとの見方。

 その後、終盤に米ベーカー・ヒューズ社が発表した国内の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週比10基減の318基で、8週連続の減少。ドルも反落していたが、米株安の拡大や、カナダのオイルサンド生産再開による供給過剰感の再燃などから、原油は上げ渋りか。《KK》

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