2016年Q1の世界PC出荷台数は13%の下落。出荷台数の減少は今後も続く見込み

2016年5月12日 21:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 マーケティング調査会社Canalysの調査によれば、世界パソコン出荷台数(デスクトップ、ノートブック、2in1タブレット)は、2016年の第1四半期で1億100万台だったそうだ。前年比では13%の下落で、過去最低だった2011年の第2四半期と同等だという(Slashdot)。

 Appleは市場をリードして1400万台以上を出荷したものの、前年比では17%もの下落となった。Appleに続くのはLenovoだが、同じく中華圏での売上高低下が影響して販売台数はAppleよりも約2万5000台ほど少ない結果となった。

 タブレットはもっとも悪影響を受け、出荷台数は約15%ほど低下。全体的に苦しい状況の中で2in1タブレットは13%以上の伸びを示しているという。Canalysのシニアアナリストは、2016年の世界PC市場は非常に苦しい状況にある。こうした出荷台数の減少は、ベンダーが市場に変革をもたらさない限り継続することになるだろうとしている。

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