NY金:反発で1294.00ドル、米非農業部門雇用者数の下振れきっかけに買い広がる

2016年5月7日 02:59

印刷

記事提供元:フィスコ


*02:59JST NY金:反発で1294.00ドル、米非農業部門雇用者数の下振れきっかけに買い広がる
 NY金は反発(COMEX金6月限終値:1294.00↑21.70)。1278.10ドルから1297.70ドルまで上昇した。この日発表の米国の4月雇用統計で、非農業部門雇用者数が16万人増にとどまり、失業率も低下しなかったことから、連邦準備理事会(FRB)の6月追加利上げ観測が後退。金の買い安心感が広がった。

 また、米雇用統計の発表直後からドル売りになり(ユーロ・ドル一時1.1481ドルまで上昇)、割安感による金の買いや、その後米株も下落スタートしたことから(NYダウ一時80ドル安)、安全資産としての金の買いも加わった。《KK》

関連記事