NY金:続落で1274.40ドル、米指標改善受けたドル高で割高感による売り強まる

2016年5月5日 02:58

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記事提供元:フィスコ


*02:58JST NY金:続落で1274.40ドル、米指標改善受けたドル高で割高感による売り強まる
 NY金は続落(COMEX金6月限終値:1274.40↓17.40)。1291.80ドルから1273.60ドルまで下落した。この日発表の米国の経済指標で、まず4月ADP全米雇用報告(民間雇用者数)が予想を下回る伸びにとどまったことを受けて、ドル売りとなり、米株が下落スタートしたところで、金の買いが一時強まった。

 その後、4月ISM非製造業景況指数(総合)や3月製造業受注が予想を大きく上回り上昇。そこで米株は上昇転換とならなかったが、ドル買いが優勢になったことから、割高感による金の売りに転じた。《KK》

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