NY原油:反落で45.92ドル、生産拡大観測から売り転換、リグ数減少も戻せず

2016年4月30日 04:13

印刷

記事提供元:フィスコ


*04:13JST NY原油:反落で45.92ドル、生産拡大観測から売り転換、リグ数減少も戻せず
 NY原油は反落(NYMEX原油6月限終値:45.92↓0.11)。46.78ドルを高値に、45.24ドルまで下落した。米国の経済指標の悪化を受けて、ドル全面安による割安感から原油の買いが先行。その後、石油輸出国機構(OPEC)の4月原油生産量が過去最高に迫る水準になったとの観測をきっかけに売りに転じたもよう。

 終盤に、米ベーカー・ヒューズ社が国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を発表。稼働中リグ数が前週比11基減の332基になったことで(6週連続減少)、買いになったが、戻し切れずに終わった。《KK》

関連記事