NY原油:反落で42.64ドル、世界的な供給過剰感の再燃が売り圧力に

2016年4月26日 03:57

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記事提供元:フィスコ


*03:57JST NY原油:反落で42.64ドル、世界的な供給過剰感の再燃が売り圧力に
 NY原油は反落(NYMEX原油6月限終値:42.64↓1.09)。44.04ドルから42.58ドルまで下落した。米エネルギー情報会社のジェンスケープのデータから、4月22日までの週で原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が150万バレル増加、との見方が売り材料になったもよう。

 また、イラン(制裁前の水準回復に向けて生産拡大中)、クウェート(ストによる減産分を増産で埋め合わせる計画)、サウジ(アラムコが油田を拡張する方針)など、中東のOPEC産油国の増産姿勢も売り圧力になったとの見方も。《KK》

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