NY金:続落で1230.00ドル、ドル高による割高感が強い売り圧力に

2016年4月23日 02:55

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記事提供元:フィスコ


*02:55JST NY金:続落で1230.00ドル、ドル高による割高感が強い売り圧力に
 NY金は続落(COMEX金6月限終値:1230.00↓20.30)。1249.60ドルから1229.30ドルまで下落した。対円や対ユーロでドル高が進み、割高感が強まったことが金への売り圧力になった。来週26-27日開催の予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、追加利上げ見送りが広く予想されているが、声明がタカ派的になる可能性への警戒感がドル高につながっているとみられる。


 また、27-28日開催予定の日銀の金融政策決定会合に向けても追加緩和観測が浮上。円売りが強まっており、ドル・円がおもにドル高を加速させている面があるもよう。《KK》

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