クウェートの石油産業ストライキの行方に注目、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

2016年4月21日 10:13

印刷

記事提供元:フィスコ


*10:13JST クウェートの石油産業ストライキの行方に注目、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

昨夜のNYダウは一時1万8103ドルまで上昇しましたね!
これは昨年5月に記録した最高値の1万8351ドルに迫る勢いです。

サンワード貿易の松永さんによると、その背景は
『17日に開催されたOPEC加盟国と非加盟国との増産凍結をめぐる会合が合意に達しなかったことは弱材料となりましたが、17日から続くクウェートの石油産業ストライキが強材料となり、強弱材料が対立しているようです』とのことです。

また、イランのジャバディ石油次官によると、イランの石油生産が2か月以内に経済制裁前の水準まで回復するという見通しとのことで、
『イランは、あと日量30万バレルほど石油生産が増加すれば、経済制裁前の水準まで石油生産が戻る計算ですから、これからイランの増産にそれほど神経質になる必要もないのかもしれません。目先的には、17日から続くクウェートの石油産業の無制限ストライキの行方を注目でしょうか。』
ということでしたので、しっかり注目していきたいと思います!


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の4月20日付の「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子《NO》

関連記事