NY金:続伸で1254.30ドル、米住宅指標の悪化、ドル安などで買い強まる

2016年4月20日 02:56

印刷

記事提供元:フィスコ


*02:56JST NY金:続伸で1254.30ドル、米住宅指標の悪化、ドル安などで買い強まる
 NY金は続伸(COMEX金6月限終値:1254.30↑19.30)。1248.40ドルから1258.50ドルまで上昇した。この日発表の米国の3月住宅着工件数と住宅建設許可件数が予想を大きく下回ったことから、米FRBは追加利上げを急がないとの観測から、金の買いが優勢になった。

 また、ドイツの4月ZEW景気期待指数の急回復を受けて、ユーロ高・ドル安が進んだことも、割安感による買いにつながった。そのほか、銀相場の急騰や、原油の反発によるインフレ低下懸念の後退なども、金の買い材料になったとの見方。《KK》

関連記事